現実

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パワー計が夢を見させてくれていた様で、電池交換したら出力が激減した。

たかが200Wでこんなに重かったかしら。誤算を進化と勘違いして浮かれていたようだ。

どうりでAlpe du Zwiftでぶっちぎり出来た訳だ。


凹んでいても仕方がないので、仕切り直しのつもりでGREATEST LONDON HILLYのレースに参加。

平坦から長めの山一発で下って市街地ゴールのルート。登りまでは先頭集団に食らい付く。鼻歌だった筈の230~240Wで随分しんどい。

登り始めでAクラスの皆さんがドッカン。後味悪いDNFは避けたく、見送って250~260Wで手堅く登る。

先頭4人から遅れて私とフランス人の2人になる。相手の心拍数から、無理しているのは明白だった。

じわっと上げて離すと、突飛な上げ方で追いついて来る。またやると、また同じ動き。ほうほう。

次に追いついて来た時に、落とさず上げ続けて葬り去った。この気持ちを砕く駆け引きが醍醐味だ。


頂上手前は300W超で出し切り、フランス人に2分差をつけた。先頭4人は2人ずつに割れていたが、追い付けそうもないので適当に脚を回しつつ、優勝争いを観察した。

本命っぽい中国人がコンパネ坂で14倍。何とか凌いだ日本人と並んでラスト200m、中国人が17倍ですっ飛んだ。日本人はコンパネ坂で出し切っていたらしく反応出来ずでした。


同じ出力を出そうにも30W分ほどキツくなった。ログにもそれが現れていた。

思ったよりは出せたから良しとする。コツコツやっていこう。